こんにちは、A-8です。
今回は目標のレート2000達成を記念に構築記事を書いていきます。
拙い文章かも知れませんが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
【参考元】
ミルクさんから掲載許可を頂きました!
この記事がなかったら、今期も宇宙まで溶かしてしまっていたと思います…
人生初のレート2000を達成することが出来たのは、ミルクさんのお陰と言っても過言ではありません!
本当にありがとうございました🙏
【構築経緯】
レギュD最初のシーズンは多忙であったため、ほとんどランクマッチに潜ることができず、構築無し・知識無しの状態であった。
そこで、上位の人の記事から強い軸を参考にして構築を組み始めることにした。
ミルクさんのラオスカミカイリューの並びがレンタルパーティーを使ってみたところ、あまりにも強かったので、s9はこの並びを軸として戦うことにした。
その後、竜舞カイリューと無難に相性が良すぎる最強のステロ撒きであるディンルーを採用。
そして、キョジオーンやチオンジェン、受け構築、s9から爆増したドヒドディンルーを見ることができるサーフゴーを採用。
最後に、カミに投げられるハッサム、草テラバ以外のパオジアンやウーラオス等の物理を浅く広く見ながら、構築の軸で重くなりがちなヘイラッシャ絡みやアマガ絡みを倒せそうなHB鬼火ミトムを採用することで、一旦構築が完成した。
しかし、シーズン終盤にミトムの火力が無いことから、Dに振ったアマガにカモられるとかいう事態が発生してしまったため、採用を一旦取り消すことにした。(あと、鬼火・イドンプと命中不安を採用しまくることに不安があったこともある。)
そこで、こだわりによる瞬間火力を出すことができ、ヘイラッシャやアマガ絡みに圧力をかけサイクルを破壊することができるメガネレボルトを採用することにした。
元々ミトムの役割対象であった物理で殴ってくるポケモンは、ウーラオスが頑張って処理してくれました。
【個体解説】
ディンルー@毒テラス
持ち物:オボンのみ
性格:しんちょう
特性:わざわいのうつわ
じしん カタストロフィ 吹き飛ばし ステルスロック
261(244)-131(4)-157(92)-x-133(164)-66(4)
史上最強のステロ撒き要因。
調整はレギュCの時に使っていた個体をそのまま使用。
テラスは格闘やフェアリーを半減にできる毒テラス。
パオ・ウーラがありえないほどに多かったので、Bに厚めに振った方が良かったかも知れないと思ったが、初手にメガネツツミやメガネカミを投げてくる構築もそこそこいたので、正直なところ正解はわからないです。
耐久が高すぎるため、一撃技以外ならなんでも耐えるため安定してステロを撒くことができた。
基本的に裏のカイリューがステロを絡めることで、無双してくれそうだと判断した時に選出していた。
しかし、どのレート帯でも零度パオを採用している人がいたため、安易な選出はしないようにしていた。(そもそも氷柱怯みがしんどいっていう話もある。)
初手パオジアンから入ってきそうな構築に対しては、初手ウーラで荒らすか、パオにテラスを切らせた方が勝率が良かったと感じていたため、シーズンが終盤に近くなるにつれて、選出率は減っていってしまった。
けれども、相手目線だとディンルーに仕事をなるべくさせないorテラスを切らせるためにパオジアンを投げてきていることが考えられたので、構築から外すことは無かった。そもそも、このポケモンがめちゃくちゃに場を荒らした時は、大体勝ちが確定するくらいのパワーがあるので、投げたい時にいないと困りそうであった。
また、意図はしていないものの、本構築の完成前で(レボルトが加入する前)ドヒドイデ絡みの受けループに毒テラスを切る前提で選出することがあった。再生技が無いため削られないことを意識しなくてはならないが、カタストロフィとかいうバグ技のおかげで、TODで有利になったことが何度かあった。
サーフゴー@妖テラス
持ち物:おんみつマント
性格:ずぶとい
特性:おうごんのからだ
ゴールドラッシュ サイコショック 悪巧み 自己再生
194(252)-58-159(236)-153-111-107(20)
ミルクさんが公開していたレンタルパーティーに採用されていた個体と同調整。
妖テラスが地面等倍・悪半減で使い勝手が良く、サーフゴーを中心に試合が展開されそうな時はよくテラスを切っていた。
キョジオーンやチオンジェン、ドヒドディンルー、受けループ系統の構築に対して選出していた。相手の構築次第では、カバルドンを悪巧みの起点にして、裏のポケモンをテラス込みで倒すなんてこともしていた。
受けよりの構築のメタとしての性能はめちゃくちゃに高いが、受け寄りの構築を使う相手目線では、サーフゴーを投げられることが容易に想像できてしまうので、何か相手目線から見えないメタを用意しようかと一時期考えていた。
しかし、このポケモンの特性が唯一無二であり、しかも、s9の序盤・中盤で爆増したドヒドディンルーの吹き飛ばし等までこの1匹でケアできるのなら、サーフゴーを採用するしかないと結論付けた。
相手の受け寄りの選出に、このポケモンが刺さった時の強さはとんでもなく、シーズン序盤・中盤では、サーフゴーを舐めた受け寄りの選出を全て破壊していた。
けれども、努力値配分と技構成から、相手の選出次第で腐りやすいポケモンでもあるため、投げる時は慎重になるべきであると思う。何度もこだわり高火力や積んだポケモンにボコボコにされた…
投げる場面をしっかりと判断することができれば、マジで強いポケモンだった。
カイリュー@ノーマルテラス
持ち物:たべのこし
性格:いじっぱり
特性:マルチスケイル
神速 地震 竜舞 羽休め
195(228)-204(252)-116(4)-x-121(4)-103(20)
こちらも、ミルクさんが公開していたレンタルパーティーの個体と同調整。
sは準速50族抜きで、2舞で最速135族を抜くことが出来ます。
レギュD史上最強のポケモンで、この構築のエース枠✨
舞った後のノマテラ神速の火力が怪物すぎてやばかった。
基本的に、カイリューで舞って全てをぶち抜くことを目指して試合の展開を作るようにしていました。
残飯を持つことで、殴りながら回復、舞いながら回復、羽休め+残飯の回復で強引にマルスケ復活…などととんでもないことをしていました。
相手のポケモンを倒し、数的有利を取った際に、残飯回復でマルスケが復活した時には、笑うしかないくらいに強すぎました。
技構成に竜舞・羽休めとあり、居座るターン数が必然的に長くなるので、残飯の強みを最大限に活かすことができたと思います。
また、残飯の回復のお陰でカミのメガネムンフォを耐えて返すことができたりと残飯でなければ負けていた試合がたくさんありました。
しかし、神速・地震と両方とも無効タイプがある技なので、攻撃の技選択は難しい場面が多々ありました。特に、カイリューの神速ケアでツツミやパオジアンをはじめとしたポケモンが霊テラスを切ってくることが多かったです。
先に相手にテラスを強要させる展開を作ったり、早めに相手の選出を割ることができれば、技選択の負担が軽くなっていくのかなと思います。
今期は、残飯カイリューが宇宙最強でした!
霊獣ボルトロス@飛行テラス
持ち物:こだわりメガネ
性格:おくびょう
特性:ちくでん
155(4)-x-90-197(252)-100-168(252)
最速ウーラオスの上を取りたいため、最速のCS。
構築の最後に入ってきたポケモン。
メガネの圧倒的な火力で敵のサイクルを破壊してくれた。
基本的に有利対面を作ったらボルトチェンジを押していたが、無効タイプがあるため、技選択に悩む場面が時々あった。特に、裏に置かれていることがあるガチグマを無償降臨させてしまうと世界が終わってしまうことがあるので、技選択は慎重に行なっていた。(カバルドンやディンルーを着地させられてもめんどくさいことになる…)
きあいだまが命中不安すぎるため、なるべく打たないようにしていたが、レボルトに後出ししてくるヒスイヌメルゴンやジバコイルに大ダメージを与えることができるため、必要な場面だけ、魂を込めて発射していた。
また、意図していないことではあるが、シーズン終盤に電磁波が流行った際には、いつも以上に活躍をしてくれた。
加えて、水ウーラオス意識で、水テラスを切ってくるポケモンも多かったため、色々と噛み合いが良かったポケモンなのかなと思う。
耐久は低く、メガネで採用しているため、自分より素早いポケモンに対して行動補償が無いことが多いため、パオやカミ、ツツミ等の早いポケモンが初手に投げられやすいレギュDでは、初手に置くことは無かった。
この点から、メガネレボルトを絡めた選出は多少難しいところもあったが、うまく投げることが出来れば大活躍してくれた。
ハバタクカミ@水テラス
持ち物:ブーストエナジー
性格:おくびょう
特性:こだいかっせい
131(4)-54-93(140)-168(100)-157(12)-205(252)
ミルクさんのレンタルパーティーで使った配分の使用感がとても良かったため、同じ調整で構築に採用することにした。
甘えるを採用することで、相手のカイリューの展開を阻害し、こちらのカイリューを一方的に通す展開がとても強かった。
ムンフォとシャドボで技範囲は足りているため、攻める際に困らなかった。
テラスを切らずとも、神速への耐性を持っていることがあまりにも偉すぎる場面が多かった。
また、最速でブーストエナジーにすることで、全てのハバタクカミに対して、最低同速勝負を仕掛けることができるし、耐久に振ってるカミに対しては問答無用で上を取ることができた。加えて、裏に引いてブーストエナジーがなくなったとしても、最速のパオジアン・ハバタクカミに同速の勝負を仕掛けることが可能であったりと、最速にすることで得たアドバンテージは計り知れないものであった。
今までの自分は、エナジーカミにsを振りまくることは過剰な素早さであると認識していたため、裏に引いた後の展開からの勝率やアドバンテージを得ること、素早さ勝負について深く考えることができていなかった。
そのため、以前まではエナジーが発動したから、裏に引くのが勿体無いと感じることが多かったが、今回のように最速で育成し、裏に引いても役割を持てるようにすることで、立ち回りが柔軟になり、以前の自分よりも勝ち筋を追うことができたのかなと思う。
今後、カミやツツミ等のパラドックスを握る機会は多いと予測できるので、今回のような考え方を大事にしていきたい。
ウーラオス(れんげきのかた)@水テラス
持ち物:きあいのタスキ
性格:いじっぱり
特性:ふかしのこぶし
175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)
すいりゅうれんだ インファイト アイススピナー アクアジェット
無難な意地ASの襷。
基本的に先発要因で投げることが多かった。
襷による行動補償を持っているため、出し負けをしたとしても、相手の耐久が薄ければ対面に勝ち、数的有利を取ることができた。
特に、パオジアン対面ではテラスを切ってくるか否かで有効打の有無を判断することができたので、そういった意味でも初手置きによる展開が作りやすかった。
以下具体的に記載
初手で草・電気・妖テラバを備えているパオジアンは、ほとんどテラスを切る→テラバーストで削りにくるといった動きをとってきた。
初手パオと対面した時に裏に引いたパターンは、ウーラに打点がないゴーストテラスか、一致テラスの鉢巻であったことがほとんどであった。
ウーラ対面零度から入ってくる人が何人かいたが、全部避けてインファで吹っ飛ばした。
初手、パオジアンと対面した時には迷わずインファイトを押していた。
この選択が正しいとは断定できないが、基本的に即負けに直結するようなことはなかった。
霊テラスサイコファングが飛んできたら泣くけど、すいりゅうれんだを考えたら切らないと僕は思っている。
また、ウーラオスに後出ししてきたカイリューが氷打点を警戒せずに散っていったことが何度もあった。レートが1900を超えてからもアイススピナーで何回かカイリューを破壊したので、本当に強かった。
【選出】
この3匹(主にカイリュー)を通すのに支障が出るポケモンに応じて、カミの枠を別のポケモンに変えて選出していた。
残飯カイリューで勝ちを拾う試合があまりにも多かったため、カイリューの選出率が飛び抜けて高く、柔軟な選出をすることができていなかったかもしれないと反省している。
選出を歪めがちな対受けループ用の選出を記載したいところであったが、レボルトを採用して、本構築が完成してから受けループとはマッチングした記憶がないため、特に決まってはいない。
強いて言うならば、毒テラディンルーや浮いているポケモンであるカイリューやレボルト(ラッシャの地割れ拒否、毒菱ケア)、サーフゴーをうまく使って崩していきたい。
【最後に】
レート2000を達成するまでに何度も心が折れました…それでも、応援してくださった皆さんのお陰で最後まで頑張ることができました!
また、今期の結果を構築記事に残すにあたって、記事の掲載許可を下さった、ミルクさん、本当にありがとうございます!
何か質問等やレンタルの希望があれば
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